第63話デイジーがトラブルを起こすようになる

ブラッドは付け加えた。「こっちの用件が片づき次第、すぐに資金を送金する」

シャーロットが返事をするより先に、ブラッドの部屋の扉がノックされた。

ブラッドはシャーロットと目を合わせ、疲れ切ったような、諦めにも似た笑みを唇に浮かべた。「シャーロット、見てのとおり手が回らないんだ。時間ができたらこっちから電話する。この数年の君の尽力は、ちゃんと見てきた。エアレスタニアに戻ったんだ、アンディとノアを連れて、少し遊びにでも行ってこい」

「君はもう十分、俺を誇らしい気持ちにしてくれてる。あまり自分を追い詰めるな、いいな? じゃあ、いったん切る。また後で話そう」そう言い終えると、ブラッドは慌ただしく通...

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